今、豊作なもの

tmagri2006-02-08

少し前から、雨のたびに椎茸が穫れている。
昨年は雨が少なく、気温も不安定だったので、春にも秋にもあんまり収穫できなかった。ところが冬が本格化してから、どういう訳か一雨ごとにわらわら穫れるようになった。雨が降ると気温がゆるむので、ぽっくりぽっくりホダ木から顔を出す。
が、むらかみ農園では椎茸は自家用で、意図して取り組んだものではない。というか、近所の人がウチの近くの樫を切ったとき、(椎茸植えてみーやー)(あ、いいですねー、はいはい)と返事はしたものの、忙しくてしばらく放ってた。そしたらおんちゃんが、見るに見かねて菌打ちから全部やってくれた。自分は運んだだけである。だから全くの素人なので、当たり前なのか豊作なのか不作なのか、詳しいことも知らない。
それから2年間、よく穫れて、まだ穫れている。おんちゃんには申し訳ないが。
原木でさらに冬の椎茸は肉厚でおいしい。気づかずに穫り忘れると、写真のようなお化け椎茸になり、春秋のものは美味しくないが、今のものは肉厚で美味しい。近頃は椎茸と開き白菜(わかるひとにはわかる)ばかりだが、ちっとも飽きない。
ちなみに、むらかみ農園での豊作とは、おいしさも重要。量が穫れても味が悪ければ、豊かな作ではないと考えている。ぜいたくなのかな。