無農薬野菜の宅配

野菜セット

今日はにんじんを収穫して大石農園の無農薬野菜の宅配用に出荷をした。
(おお、日記のようだ)
生産者が農作物を直接消費者に届けるという販売方法は、昔から行商、つまり車のひき売りがあった。いまでは移動八百屋さんはすっかりなくなったと思う。京野菜のような大八車や荷物を担いで商いをする農家はテレビの格好のネタになるほど数が少ない。しかし、宅急便や直売所、あるいは良心市にて消費者への直販という形態は残り、近年なお盛んである。
生産者の直販は有機農業では基本的な販売方法だ。無農薬野菜がイデオロギー的な要素から美味しくて安全な野菜として認知されるにいたって、販売形態は多様になりつつある。
直販の形態は変われども、消費者(つまりお得意さん)と生産者のコミニュケーションが行商の一番の原点であり、大切な事だと思う。見せかけだけの(顔の見える)はあんまり好きじゃない。ラベルに写真だけもなんかいやだ。
大石さんはネタ不足に頭をかきながらも、四万十川の風景を毎回書きつづっては宅配に添えている。だから僕は(どうだうまいだろう)という思いと畑の土をつけてにんじんを入れさせてもらった。