紙マルチ

雑草を抑えるために、土壌表面を覆うものをマルチという。
生姜にはポリマルチ万願寺とうがらしには紙マルチを使う。紙のマルチは水田に使っていて、余った物を畑に使い始めた。非常に難点が多いけど、最近はまあ半ば意地になって使っている感もある。
有機農業でマルチを嫌う人も多いけど、自分の優先順位として、
農薬は使わないけど良い作物を作る→農薬は使わないけど経営的に成り立つ→農薬は使わないし、そのほかでも環境に負担をかけない
というふうになっているので、こういうスタイルになった。

経営的に成り立つ、というと経済原理がどーのこーのとか、市場経済、石油依存がとかそういう話を連想させてしまうらしいけど、自分はもっと簡単に、食糧を得る営みとして、かけた労力より得られる物が少なければ、その時点で農業として成り立ってないと思っている。10日働いて5日分しかエサが得られないと死んでしまうのだ。

話が横にそれたが、生姜栽培にはさんざんいろんな物をやってみたが、ポリのマルチに決着した。この真っ黒な畑、何なんだ、と思うでしょうが、最後にどうなるのか、こうご期待。

紙マルチ(万願寺とうがらし

ポリマルチ(生姜)