食育

tmagri2007-06-18

先日、保育園で高南4Hと食育を考える会KUOで食育交流会を行った。
トウモロコシの紙芝居と、現物の皮むき、そして、おやつの時間に試食。
みんな園児たちもきれいに食べてくれてよかった。(でも、この活動、ターゲットは親御さんなんですよ。)

KUO(くおう=せつのものはれしいいしい)は、正しい味覚を育てる、料理の味と記憶をはぐくむ、地元の野菜の価値を知ってもらう、という3つの観点から活動を進めています。
生活様式や消費形態が都会化していくなか、田舎では特に意識しなくてもやってきたことが出来なくなっているという話がよく聞かれ驚いた。
この食育の出前授業、給食への地元の農産物の供給という側面もある。ただ、供給しただけでは意味がない。行政やお上からの視点では本質を見失う。食育のお題目が氾濫し始めて来た今、到達点はどうするのか、食育を行う側もまた育ち合っていかなければ行けないと思っています。
農産物の地域自給率100%、そして資源の地域循環へと、むらかみ農園の大きな計画の小さな第一歩でした。この子たちが大人になったとき、記憶に残ってくれてたらいいなあ。まあ、いい一日でした。