先月28.29日、愛媛県内子町六ヶ所村ラプソティーの映画(http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2)の上映会が行われた。
主催は「おむすびプロジェクト」。
自給的暮らしをしている農家3件、昔ながらの家造りをしている建築士、10ヶ月の赤ちゃんを持つおかあさん、たちが集まって実行委員会を内子町で立ち上げました。

上映会には、選挙の日程と重なったにもかかわらず、たくさんの方に来て頂いて、また、上映会呉の座談会や交流会も盛り上がりました。

私は28日の上映会と交流会に参加。菜月自然農園での交流会は鎌仲監督も来て頂いて、美味しい料理を頂きました。(むらかみ農園は飲みに行っただけのような...)皆さんとは核排や六ヶ所の話はほとんどしなくて、百姓や家づくりの話がほとんど。田舎暮らしや有機農業を始めたばかりの人や学生さんもいて、まあ、なんか、元気をもらったかんじです。
結局、原発どうこうを論じるまでもなく、僕らの食べるものや、暮らし方、ものづくりの仕組みを見つめ直し、自然との関わり方を考えるだけで、核燃料サイクルのあまりのばかばかしさに気づく。もう答えは出てるんじゃないかとも思う。
自給的農業や有機農業などに興味を持ったり、悩みながらも進んでいく、そういう若い人たちがたくさんいるとホントに元気になる。つい、「百姓はええぞ、やれ、やれ」と言ってしまう。

高レベル核廃棄物は高知県東洋町の騒動の後も全国各地で動きがある。知れば知るほど無理、無駄な巨大産業。原発必要論や推進派のほうが感情論が多いことにも気づく。
もっともっと多くの方に、この映画を見て、そして考えてほしい。
そして最悪な巨大産業に日々向きあわなければならない六ヶ所のひとたちのことも。