5月は噴出

エネルギーが山や畑全体から噴出している感じ。新芽も吹いて種も発芽する。

生姜の植え付けが一段落。
生姜は、知らない人が見たらびっくりするぐらい大きな種芋を使い、密植にする。すこし混み合っている方が生姜は機嫌が良いようだ。
高知の生姜の栽培技術は高い。無農薬で作る場合の違いはあるにはあるのだが、適地適作としての作物と貯蔵も含めた技術あってのこと。
一方で農薬漬けとか言われ、一方で無農薬は病気で不可能だとか言われるが、そう単純なものではない。長年プロの農家で培われた農業技術はやっぱり的を得ているので、無農薬の場合でもすごく参考になる。
もともと有機農業は、資材や農法ありきではなく、土地や作物の性質を理解し機嫌良く生育させてやることが一番だと思っている。自然に学ぶと言うことは、自然と対峙してきた篤農家の先人たちの技術に学ぶともいえると思う。


先日、保育園でトウモロコシの種まきをした。
食育の交流会と4Hの堆肥試験も兼ねてのことだった。畑に子供がいる。手伝いもするがあそびもする。子供たちは「畑でなんかやったなあ」という記憶とともにトウモロコシというものの味と土や畑のニオイが結びついてくれたら良いと思う。
嬉しかったのは、「里芋の事教えてくれたおんちゃん」って覚えてくれていた子がいたこと。うん、それでもいいや。